視力回復治療
視力回復
視力回復といったら、レーシックが多くの人に知られている治療法。
そんな表舞台から少しそれて、保険の適用もされずに、細々と生き続ける視力回復治療にオルソケラトロジーというものがあることをご存知だろうか?
歴史はそれなりに長くアメリカでは多く認知されている。らしい。。。
網膜などの眼球にメスを入れることなく視力を回復が得られる。
と、ここまで書くと、超画期的治療方法だと思われるだろう。
オルソケラトロジーとは
視力低下の原因
精神的な要因で引き起こる視力の低下を除くと、 視力低下は、屈折異常により発生する。
屈折異常とは目の中で光を正しく捕らえられない状況です。その結果、網膜で正しく焦点を結べず、「近視」「遠視」「乱視」という状態で脳が光を処理すること。
これは、目の病気とはみなされず、光の屈折過程にちょっと不具合が起きただけだととらえられ、眼科ではメガネやコンタクトレンズで光が正しく網膜に入るように屈折率を矯正することが最善の策と言われています。
屈折率の矯正方法
視力低下を回復させるのは屈折率の矯正で実現している。
屈折率の矯正はメガネやコンタクトが主要な対策。
と言われてきた中、直接目の網膜に傷を入れて屈折率を、矯正的に直す治療が登場してきた。
これがレーシック。
そして、一時的に網膜の形を矯正的に変形させる治療が登場した。
これが、オルソケラトロジー。ハードコンタクトレンズを寝ている間に装着して、眼球の形を強制的に変形させて屈折率を調整する治療。
オルソケラトロジーの効果
レーシックは傷をつけて屈折率を矯正するので、一度の治療で効果が得られるのに対して、オルソケラトロジーは、一時的な矯正なので、外すと元の視力に戻ってしまう。
寝ている間に矯正して、朝起きたらコンタクトを外す。すると、寝ている間に矯正されているので、コンタクトをはずしたら、視力が回復していることを実感できる。
でも、その矯正力は長続きせず、人によるが1日〜4,5日程度で視力が元どおり。だから、基本的には毎日寝る前にオルソケラトロジーを装着して寝ることになる。
この手間を許容できるかどうかが一つの課題だが、レーシックと違い失敗がない。事前のお試しで効果を確認の上治療できることと、やめたければ、コンタクトをつけなければいい。
レーシックも最近では失敗は少ないが、眼球に傷を付けるという覚悟が必要。レーシックよりリスクは少ないので、やってみる価値はあるとは思います。
実際の効果
視力は、私の事例では、オルソケラトロジー治療前は0.2だった視力が、1.0前後まで回復してます。
レーシックでも、きっと同じ程度の効果はあると思いますが、レーシック治療後も、目の使い方次第で視力は低下すると聞いていますが、オルソケラトロジーは今の所大きな視力低下はなく続けられています。