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【子育て】サッカー日本代表から見る試合感の重要性

新世代の台頭を期待

所属チームで試合に出ていない選手は、代表にえらばない。と、ハリル監督が言っていたのが遥か昔のようのことと思えるほど、最近の代表選手はレギュラーを張っていない人が増えている。

日本選手の成長の限界か、新世代の台頭を心待ちにして止まない日々だが、今日のキリンチャレンジカップオマーン戦で、新鋭選手の台頭は見られるのだろうか。清武あたりが試合を支配するようになると見ていて、楽しく今後の代表に期待を持てるのだが、アクの強い本田がいる限りなかなか難しいのだろうか。。。

 

試合感は重要

さて、ハリル監督の遥か昔の発言、レギュラーを張っていない選手は試合に出さない。

と言う発言、今やどこへ・・・と思ってしまうが、この考え其れなりに理にかなっていると思う。

普段の練習で、どれだけいいプレーをしても、試合で出せなければ宝の持ち腐れ。

練習は必要です。それこそ死に物狂いで練習しないと、試合で練習の成果は出せない。

いや、練習の内容を100%試合で出すことは不可能。限りなく100%に近いパフォーマンスを出すために、みんな必死に練習しているのです。

ただ、練習するだけではわからない。

実際に試合に出ることで、独特の緊張感、自分に課せられる役割への責任感、練習では得られない敵チームとの競り合い。

これらの経験は練習では決して得られない。

この体験をした後で、練習するのと、体験をしない状態で練習するのでは、全く練習の密度が変わる。

また、試合に出て感じる臨場感は、日に日に薄れる。

定期的に体感しないと、練習の効果も次第に薄れる。

試合の緊張感。これが、選手の成長をより早く促すカンフル剤になっている。

 

子供のサッカーのプレーに変化が

うちの子が通っているサッカークラブでも、他クラブとの練習試合をたまにするが、試合後の練習は、あたりが激しかったり、目の前のディフェンスをどの様に抜くか、味方にパスするか、取られないための工夫が見られる様になった。

試合に出れなかった選手の動きは、試合前後で大きな変化はない。

明らかに試合に出た選手の動きが良くなっている。

皆んなが、試合を意識して練習している表れだ。

 

仕事も同じ

よくよく考えると、仕事でも同じことが言える。

プレゼンテーションで発表する時、いくら事前にシミュレーションしても、実際に参加する人がどんな役職のひとで、人となりが分からなければ、想定出来ない雰囲気、想定外の質疑などに呑まれて練習通りの発表ができないことが多い。

多くのプレゼンを経験することで、想定もできるし、適応もできる様になり、事前練習を減らしてもある程度のアドリブを取り入れつつ発表ができる様になる。

 

そう考えると、ハリル監督の選考基準は理にかなっているのだが、レギュラーで試合に出ると思っていた本田達主力と考えていた選手が控えになってしまったからか、新しい世代を呼び込んで新生ジャパンを作り上げる力量や覚悟、能力がないのか。

 

当分は過去(になりつつある)の選手の力に頼らざるを得ない状況が続きそうです。



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